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北八ッ彷徨 [日本の山]

クリスマスにせよ、お正月にせよ大切な人過ごす時間、かけがえなのないものです。
先週、十数年ぶりに足を向けた八ヶ岳、天然のクリスマスリーの中を黒百合ヒュッテに向かいました。この時期の八ヶ岳といえば、私にとっては南のクライミングエリアばかりでしたが、北のおとぎの森の雰囲気もよいものです。

八ヶ岳はその八の字のように裾野の広い山だと思います。厳しさを求めるアルピニストから、雪に触れたい家族連れ、山に登らなくとも麓から山を眺めるだけでも十分楽しめます。温泉好きな方には、さらにおすすめです。周囲にはどれだけの温泉があるのでしょう?

この本は八ヶ岳の魅力をしみじみと綴った本です。八ヶ岳にはほっと落ち着ける何かがあるような気がしてなりません。メリースリスマス、そしてよいお年を♪

定本 北八ッ彷徨

定本 北八ッ彷徨

  • 作者: 山口 耀久
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2001/10
  • メディア: 単行本




北八ッ彷徨―随想八ヶ岳 (平凡社ライブラリー)

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タグ:八ヶ岳
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写真がもっと好きになる。 [写真集・詩集・絵本]

この本は、このブログを始めた頃に訪問させ頂いていた方が紹介されていた本。長らく手元にあって続編もあるのですが、ようやく最近になって本の扉を開きました。

私は山へ行くとき必ずといっていいほどカメラを持っていくのですが、あまり深いこだわりはありません。心にとどめておきたい風景にであったときにそっとシャッターを押すだけ。どんなに息が上がっていても、ほっとする瞬間です。

デジタルカメラになってからは、メモ代わりに使ってみたりちょっとシャッターを押す行為が雑になっているような気がします。自分が撮った写真を見ることは少ないのですが、ネガのときはプリントされた写真を最低1回は見ました。今は、ほとんど撮りっぱなしになっています。

写真を見るのは、一緒に山の仲間に写真をあげる時やこのブログに写真を選ぶときぐらいです。そしてがっかりすることが少なくありません。自分が見たイメージとかけ離れていることが多いのです。

この本を読み始めて共感することがとても多いです。空の写真とか人物の写真とか・・・、被写体と真摯に向き合うことで、自分の心までも写すことができるのかもしれないなと思わせてくれました。まだ半分しか読んでいないのですが、ゆっくり読み進めたい一冊です。


写真がもっと好きになる。 菅原一剛の写真ワークショップ。

写真がもっと好きになる。 菅原一剛の写真ワークショップ。

  • 作者: 菅原 一剛
  • 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 発売日: 2008/04/26
  • メディア: 単行本



☆★☆ おまけの写真 ☆★☆


タグ:紅葉 写真
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山と山小屋

イモトさん、マッターホルン登頂ですか!おめでとうございます。
アルプスの空撮は迫力があります。マッターホルンの朝焼けもやっぱりきれいです。
えっ?ヘリで宙吊り?むむむむむ。

日本にもたくさんよい山があります。これからの季節は紅葉が楽しみです。
久しぶりに読んだ山の本。(というか読書自体ができていません。)
台風17号の接近で外の雨風が強くなってきました。山の上では、日常茶飯事です。
お風呂もないし、布団もすし詰めでなんてマイナスイメージで語られることもありますが、厳しい自然の中で登山者を迎え送り出してくれる山小屋はかけがえのない場所です。

この本は、女性の視点は素敵だなというのが私の第一印象でした。文章も写真も温かみと感じさせてくれて、なんだかほっとしてしまいました。長年山と登山者を見続けてきた小屋の主人の言葉、普段あまり知られることのない山小屋で働く人たちの様子、そして山や山小屋への想いが綴られています。しかも巻末にはコースガイド付き。山小屋もいろいろ個性があって相性があるような気がしますが、お気に入りの山小屋をみつけたらめっけ物です。


山と山小屋

山と山小屋

  • 作者: 小林 百合子
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2012/05/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



タグ:山小屋
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