生と死の分岐点 [遭難・セルフレスキュー]
この本が出版されたときには衝撃的で、隅から隅まで目を通しました。最近でこそセルフレスキューという言葉が叫ばれるようになりましたが、国内においては山岳事故というものを分析し、対策するというようなことは未だ途上ではないでしょうか?救助訓練は以前から行われていますが、大切なのは事故を起こさないことです。そのために一人一人の登山者ができることは数多くあるし、山岳会、地方自治体など組織でとりくんでいかなければならない課題です。一向に事故が減らないと指を加えているだけてはいけません。
「生と死の分岐点」ではクライミングに関する話題が中心だったのですが、「続・生と死の分岐点」ではハイキングやトレッキングに関する内容が増えてより幅広く登山の危険と安全に言及しています。目をそむけたくなるような事故事例も多いのですが、そこから学ばない限り悲劇は繰り返されてしまいます。
笑顔で山から家に帰ってくるために必読の一冊です。
「生と死の分岐点」ではクライミングに関する話題が中心だったのですが、「続・生と死の分岐点」ではハイキングやトレッキングに関する内容が増えてより幅広く登山の危険と安全に言及しています。目をそむけたくなるような事故事例も多いのですが、そこから学ばない限り悲劇は繰り返されてしまいます。
笑顔で山から家に帰ってくるために必読の一冊です。
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