セミたちと温暖化 [山の動植物]
「ミーンミンミンミンミンミーン・・・」「シュワシュワシュワシュワッ・・・」「ジーッジジジジジーッ」「カナカナカナカナカナカナカナ・・・」 セミの声、聞かれましたか?
私の所は、やはり天気が悪かったせいか、いつもより鳴きはじめが遅かったような気がします。そして大合唱がいつもより迫力がありません。一斉に鳴きはじめるセミのメカニズムはとっても不思議です。土の中に七年とも言われますが、その生態は分かっていないことが多いようです。
表題を見ると難しそうな内容に思いますが、とても分かりやすい文章で、動物から植物や昆虫など、身の回りにはこんなに生き物がいたんだとあらためて教えてくれる本です。私が小さい頃、夏休みともなれば、クワガタやカブトムシ、バッタやチョウを追いかけて駆け回っていたものです。大きな石をどければダンゴムシ、縁の下にはアリジゴク、小さな川にはザリガニやメダカがいました。
生き物たちの歳時記ばかりではありません。恋愛の不思議、子育て、戦い、生活の知恵など、「なぜなぜ、どうして?」や「なるほど!」と言いたくなることがいっぱいつまっています。もちろん人間にもその法則が当てはまってしまうからさらに面白いです。
いろんな生き物たちと共にある暮らし、大切にしたいと思いました。
この本の著者は動物行動学者の日高敏隆さん。身近な生き物たちなどについてのエッセイが41話。どれも4、5ページで読めるもの。新潮社の雑誌「波」に連載されている「猫の目草」をまとめた第3弾です。(先の2つは文庫化されています。『春の数えかた』『人間はどこまで動物か』)
私の所は、やはり天気が悪かったせいか、いつもより鳴きはじめが遅かったような気がします。そして大合唱がいつもより迫力がありません。一斉に鳴きはじめるセミのメカニズムはとっても不思議です。土の中に七年とも言われますが、その生態は分かっていないことが多いようです。
表題を見ると難しそうな内容に思いますが、とても分かりやすい文章で、動物から植物や昆虫など、身の回りにはこんなに生き物がいたんだとあらためて教えてくれる本です。私が小さい頃、夏休みともなれば、クワガタやカブトムシ、バッタやチョウを追いかけて駆け回っていたものです。大きな石をどければダンゴムシ、縁の下にはアリジゴク、小さな川にはザリガニやメダカがいました。
生き物たちの歳時記ばかりではありません。恋愛の不思議、子育て、戦い、生活の知恵など、「なぜなぜ、どうして?」や「なるほど!」と言いたくなることがいっぱいつまっています。もちろん人間にもその法則が当てはまってしまうからさらに面白いです。
いろんな生き物たちと共にある暮らし、大切にしたいと思いました。
この本の著者は動物行動学者の日高敏隆さん。身近な生き物たちなどについてのエッセイが41話。どれも4、5ページで読めるもの。新潮社の雑誌「波」に連載されている「猫の目草」をまとめた第3弾です。(先の2つは文庫化されています。『春の数えかた』『人間はどこまで動物か』)
セミたちの鳴き声をたよりに抜け殻を探してみました。 コンクリートの電柱でも鳴き続けるセミはたくましい。 |
さらにおまけ。この電柱の後ろ。周りはサクラ並木です。 |
お盆を過ぎればツクツクホウシ。夜には秋の虫の交響曲♪ |
東京では最近はクマゼミの鳴き声をよく聞きます
子供の頃には居なかったですからこれも温暖化なのでしょうね
by あんれに (2009-08-12 08:23)
こんにちは。あんれにさんがコメントされている通りで、私も東京でクマゼミの鳴き声を昔に比べてよく耳にするようになったと感じています。
by Sanchai (2009-08-12 10:08)
こんにちは。
こちらではヒグラシが夕方に盛大に鳴いています。
ツクツクボーシもチラホラ鳴き出しました(^^
by Bacchus (2009-08-12 23:12)
>>あんれにさん
>>Sanchaiさん
関東や北陸においてこの十数年でクマゼミ確実に北上していますね。関西でも個体数が増えているとか。温暖化の他にも説があるようです。このエッセイでは、グローバルな温暖化という発想で十把一絡げにするのではなく、地域、地域に目を向けることが大切だと・・・。
>>Bacchusさん
Bacchusさんのお住まいのところは、夏が短いのでしょうか?
田植えが遅かったのを記憶しています。豊かな自然の中で、
お盆を過ぎれて秋の色に少しずつ染まっていく様子、楽しみです。
>>みなさま
nice!、コメント、閲覧ありがとうございます。
お盆期間中、更新を休ませていただきます。
天気が不安定で、時折もどる残暑が厳しく感じます。
お体に気をつけてお過ごしください♪
by montblanc (2009-08-12 23:39)
こんばんわ☆
いつもありがとうございますo(´▽`*)/
セミの鳴き声、毎日聞いてます!
3種類はいると思います(^^;
※いろいろ情報ありがとうございました。
瓶入りはちょっと分かりません><;
by qoo2qoo (2009-08-13 00:07)
クラゲの発生も遅いらしいし…
by yamachan (2009-08-13 06:46)
私も心配しています。。今年のセミは迫力がないんですよね。。いつもは『ウ・ル・サ~イ!!』って感じなのに^^;
by エリザベート (2009-08-13 09:50)
そう言われてみれば鳴きはじめがいつもより遅いかも。
蝉の鳴き声を聞くと暑さも2倍ましに感じる気がします。
by 肉球 (2009-08-13 10:36)
今年の梅雨異常がセミも混乱させたのでしょうか。
先日、近所で見かけた光景は微笑ましいものでした。
木に止まってるセミを採ってる和やかな家族。
※最近虫刺されがひどくて、虫嫌いになってます^^;
セミは刺さないからOKですよ♪
by mikanchan (2009-08-14 01:52)
せみ時雨とは名ばかり。
今年はせみも寡黙です。
ひぐらしばかりが元気です。
by tomosibi (2009-08-14 06:21)
7年というのはアブラゼミの事ですね。
セミの中には17年ゼミとか23年ゼミとかいて、その周期で孵化して成虫になるセミもいます。日本ではなくアメリカですけど。
by U3 (2009-08-14 22:42)
うちの方でも、セミの鳴き始めが遅かったです。
今年のセミはどうしちゃったの?と
ちょっと心配していたのですが、今は元気に鳴いてます^^
by リュカ (2009-08-14 22:49)
>>qoo2qooさん
音の聞き分け面白いです♪♪♪
どの木ににセミが止まっているかも分かるみたいです。
>>yamachanさん
クラゲも大量発生されると困りますね。
人間にはどうすることもできないのかもしれません。
>>エリザベートさん
うるさすぎるセミは閉口ですね(^^);
セミたちは何を訴えているんでしょうね?
>>肉球さん
「静けさや岩にしみいる蝉の声」なんて言ってられませんね(^^);
セミは温度に敏感で、気温だけでなく分布には地温度が関係するとか?
>>mikanchan
セミの写真を撮ろうとしたのですが、逃げられました(^^);
同じところにいても刺されやすい人と刺されにくい人といますね。
あのかゆいのはたまりません。
>>tomosibiさん
「鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす」
鳴かぬセミ、何か思うところがあるのでしょうか?
>>U3さん
6年という数字もあるようですね。変動もするとか。
1週間の命というのも俗説で、1ヶ月くらい生存する固体もいるらしいです。
飼育が難しく、まだまだ生態については分からないことが多いようです。
>>リュカさん
環境に柔軟に対応していく自然界の生き物は、
思っているよりたくましいのかもしれませんね。
コメント、nice!、訪問ありがとうございます。
外ではヒグラシが、ちょっとさびしげに鳴いています♪
by montblanc (2009-08-17 04:56)
5年の子もいるし、7年、8年、13年と色々。
種が途絶えないように、色々だとか・・・。
今年は、クマゼミとヒグラシが同時に鳴きましたよ^^;
by sato (2009-08-17 16:15)
>>U3さん
訂正です。固体→個体
>>satoさん
一週間の命じゃなかったのがびっくりでした!
それでも地上の生活は一夏のこと。
恋を語っているようには思えませんが、うるさいと言われても
思いっきり鳴いて欲しいですね♪
by montblanc (2009-08-18 00:50)
温暖化で、セミとか虫たちが生活している環境にも
大きな影響を与えていることが心配ですね。
夏、秋の風景は虫たちの動きとともにありますもんね。
by 黄昏の線路 (2009-08-22 23:28)
>>黄昏の線路さん
人間の責任を棚に上げて言うのもなんですが、
環境に適応してたくましく生きて欲しいものです。
なるほど☆虫たちが季節を教えてくれるのですね♪
by montblanc (2009-08-24 04:59)