春・秋 七草の歳時記 [山の動植物]
十五夜お月様、見ることができましたか?月にすすき、風情がありますね。秋風にゆれる姿がまた美しいです。家にススキを飾るだけでも秋の情緒を感じることができます。穂が出る様子はとても趣きがあります。夕暮れのススキもまたステキです。
「秋の七草」 いくつ言えますか?
答えは、ハギ(芽子:萩のこと)、オバナ(尾花:薄(ススキ)のこと)、クズ(葛)、ナデシコ(撫子)、オミナエシ(女郎花)、フジバカマ(藤袴)、アサガオ(桔梗:他の花の説もあり)です。
万葉集で山上憶良が詠んだ歌が由来とされています。(巻八 1537 1538)
今から1200年前、万葉の時代の生活において実利的な花が選ばれているようです。
この本は、春と秋の七草について呼び名の由来や生態などを風習や和歌を交えながらシンプルに解説しています。
本にはありませんが、覚え方もあるようで「お好きな服は?」(衣替えの季節に合っています!)とか「ハスキーなお袋」(フクロで藤袴と葛はちょっと無理が?)とか「ハスキーなクフ王」(ユーモアがありますね!)とか面白いです。
秋の七草、気にしていたのですが、萩と葛は花が終わってしまいました。藤袴と桔梗は見ていません。藤袴は自生種を見つけるのが難しそうです。万葉の頃と現代では自然も様変わりしているみたいですね。
昭和の「新・秋の七草」とは、
昭和十年、東京日日新聞社が当時の名士七人に依頼して選んだ七草のこと。
「平成の秋の七草」や「私の秋の七草」を選んでみるのも面白いかもしれませんね。
「秋の七草」 いくつ言えますか?
答えは、ハギ(芽子:萩のこと)、オバナ(尾花:薄(ススキ)のこと)、クズ(葛)、ナデシコ(撫子)、オミナエシ(女郎花)、フジバカマ(藤袴)、アサガオ(桔梗:他の花の説もあり)です。
「秋の野に 咲きたる花を 指折(およびお)り かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」
「芽子の花 尾花葛花 瞿麦(なぜしこ)の花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがほ)の花」
万葉集で山上憶良が詠んだ歌が由来とされています。(巻八 1537 1538)
今から1200年前、万葉の時代の生活において実利的な花が選ばれているようです。
この本は、春と秋の七草について呼び名の由来や生態などを風習や和歌を交えながらシンプルに解説しています。
本にはありませんが、覚え方もあるようで「お好きな服は?」(衣替えの季節に合っています!)とか「ハスキーなお袋」(フクロで藤袴と葛はちょっと無理が?)とか「ハスキーなクフ王」(ユーモアがありますね!)とか面白いです。
秋の七草、気にしていたのですが、萩と葛は花が終わってしまいました。藤袴と桔梗は見ていません。藤袴は自生種を見つけるのが難しそうです。万葉の頃と現代では自然も様変わりしているみたいですね。
夕陽とススキ このあと赤い夕日を追いかけましたが逃げられました |
満月とススキ ススキの原っぱ少なくなっているようです |
昭和の「新・秋の七草」とは、
昭和十年、東京日日新聞社が当時の名士七人に依頼して選んだ七草のこと。
秋桜(コスモス) | 菊地 寛 |
白粉花(オシロイバナ) | 与謝野晶子 |
秋海棠(シュウカイドウ) | 永井荷風 |
葉鶏頭(ハゲイトウ) | 長谷川時雨 |
菊 | 牧野富太郎 |
彼岸花(ヒガンバナ) | 斉藤茂吉 |
アカノマンマ(タデ) | 高浜虚子 |
「平成の秋の七草」や「私の秋の七草」を選んでみるのも面白いかもしれませんね。
ススキと満月ってほんとうに似合いますよね。
確かにススキの原っぱ、見かけなくなりました。
寂しいですよね。
by リュカ (2009-10-05 17:19)
昭和の秋の七草なんて言うのがあるんですね、、、
ビックネームが名を連ねますね
平成の秋の七草、面白そうな企画ですね
時代によってそういったものって移り変わっていいと思うんですよね
もちろん、昔の事もふまえての話ですが、、、
by hir (2009-10-05 18:14)
☆リュカさん
子供の頃は空き地でよく遊びました(^^)
ススキではいつも手をケガしてました。
なくなってしまってからその大切さを気づくもの多いですね。
☆hirさん
セイタカアワダチソウとかオオハンゴンソウなんて名を連ねたら
ちょっとびっくりしてしまいますね(^^);
移りゆく季節や時代を大切にしたいものです♪
by montblanc (2009-10-05 20:24)
こんばんは。
十五夜は雲の切れ目から見えました。
昭和の秋の七草、シャレていますね。以前ボランティア仲間が「ハスキーなクフ王」という紙芝居を作ってくれて、それを読み聞かせした事があります。
ススキに桔梗、萩は揃ったのですが、他は見つけるのが難しくて残念でした。
by こけもも (2009-10-05 21:36)
我が家は中秋の名月をお月見で楽しみました~。
月にススキ…
風情を感じますね。
by 肉球 (2009-10-05 22:23)
与謝野晶子はオシロイバナを選んだんですねー。
やっぱり女性だから??種のオシロイを使ってたりしたのかなぁ・・
(どんどん、想像がふくらんじゃっていきます。。)
by ikuko (2009-10-06 15:51)
十五夜の月、雲の間からでもキレイでした。
十三夜の月も楽しめると良いですね。
今日今年初めて金木犀の香りがしました。
秋ですね。。一番好きな季節です。
何か焦るような、切ないような気分になりますね。
by mint_tea (2009-10-06 20:27)
満月とススキいいですねぇ~
春の七草は覚えましたが、秋はあいまいでしたぁ^^
そんなに前からなんですね。
by にごろ (2009-10-06 22:04)
☆こけももさん
「ハスキーなクフ王」どんな紙芝居なのか気になります(^^)
ピラミッドとかスフィンクスとか出てくるのかな?
きっと楽しいお話のような気がします。
☆肉球さん
新しいマイホームでお月見いいですね♪
季節の行事大切にしたいなぁと思う今日この頃です。
おだんごもおいしそうです。(関西では餡でまいてあることを知ってびっくり☆)
☆ikukoさん
与謝野晶子さんは大阪の出身でしたね。
情熱的な彼女がオシロイバナを選択したのはなぜなのか興味をひかれます。
赤、黄、白と色鮮やかな白粉花、真っ黒な種の中にオシロイがあるなんて
この歳で初めて知りましたw(^o^)w (さっそく一粒採ってきてお化粧しました☆)
☆mint_teaさん
煌々と夜空に浮かぶ月、不思議な魅力に吸い込まれそうです。
十三夜のお月さまも見れるといいですね~♪
季節によって気の持ち方も変わりますね。
私も秋が好きです・・・
☆にごろさん
月明かりがとってもきれいでした。
(かなり冷え冷えとして風をひきそうでしたが・・・)
春の七草、セリナズナ…はリズミカルに覚えられますが、
秋は私も自信がなくて調べてみた次第です(^^)
by montblanc (2009-10-06 22:56)
七草って、食べるイメージがありますが、秋は、鑑賞用なんですね。^^
by 「直chan」 (2009-10-09 03:58)
☆「直chan」 さん
私もずっと地味な観賞用と思っていたのです。
食べられはしませんが、どうしてそうして秋の七草も実用的です。
薬用に使ったり、建材に使ったり・・・時代の違いですね(^^)
by montblanc (2009-10-09 05:17)