SSブログ

奇跡の6日間 [遭難・セルフレスキュー]

著者のアーロンはアメリカのアウトドアマン。登山にカヌーに自転車に山スキーにありとあらゆる手段で自然の中を駆け回っています。しかし、表紙の写真をよく見ると右手は義手です。しかもピッケルを装着しているではありませんか!一体右手はどうしてしまったのでしょうか?

それは、2003年4月のこと。ユタ州のキャニオン(渓谷)で一人探索をしている途中、右手を大岩石に挟まれて身動きがとれなくなってしまうという大事故に遭ってしまったのです。砂漠の中の岩の間でわずかな水と食料しかない絶体絶命の状況の中で彼はいかに行動したのか。そして最後に下した決断は・・・・。血を見るのが弱い方にはオススメできません。かく言う私も苦手なのでクライマックスの部分は読み飛ばさざるを得ませんでした。

奇跡の生還を支えたものは何だったのか。あ、それと一人で山へ出かけるときは誰かに計画を告げておくべきです。登山計画書とても大切です。広大な自然の中で人の生命の息吹はか弱くもあり、力強くもあります。
「127時間」という題で映画化されました。


アーロン・ラルストン 奇跡の6日間

アーロン・ラルストン 奇跡の6日間

  • 作者: アーロン ラルストン
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2005/05
  • メディア: 単行本



nice!(25)  コメント(4) 
共通テーマ:
ブログ村へ

nice! 25

コメント 4

hir

広大な自然の中で人の生命の息吹はか弱くもあり、力強くもあります

畏怖の念を感じられなければ自然とうまくつきあえませんね
ものすごく、共感いたします

by hir (2010-11-02 20:33) 

Jetstream777

こんばんは。
新しいアイコン、かわいいですね。(^_^)v
by Jetstream777 (2010-11-02 23:20) 

肉球

想像を絶する6日間だったんでしょうねぇ。
話をうかがっただけで、ゾッとしました。
by 肉球 (2010-11-05 09:37) 

montblanc

☆hirさん
ありがとうございます。
強くあるためには自分の弱さを知ることかもしれませんね。
どんどん軟弱になっていく、情けない私です・・・

☆Jetstream777さん
最近ではペットボトルやアルミパックのワインがあるのだとか!
ボジョレーでなくてもフレッシュな新酒を味わって
収穫の喜びを楽しみたいです^^

☆肉球さん
あまり想像したくないような状況ですよね(;_;)
木のウロに手を入れて抜けなくなったぐらいならまだ笑い話になるのですが・・・
血を見るのは苦手なのですが、なぜか他人の応急手当は冷静にできます。
by montblanc (2010-11-05 23:33) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
   最新記事のまとめ読みと
   So-net以外のRSS登録▽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。