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サウンド・オブ・ミュージックの世界

この時期になると夏休みの宿題に追われる小学生の心境に深く同情してしまいます。私も日記が途中です。あわててブログ書きました。

イタリアからオーストリアヘ。オーストリアの列車は森の中を縫うように静かに走ります。車窓には緑、草を食む動物たち、ハイキングやサイクリングを楽しむ人々。チロルの山々に囲まれたインスブルック。どの山に登ろうか、どの斜面を滑ろうか山好きの人にはワクワクしてまう都市です。

さらにその東、ザルツブルクへ。のどかな風景を目にしながら、オーストリア繁栄の礎石はどこにあるのか不思議でなりませんでしたが、この街に来て少し納得が行きました。「塩の砦」の意があるこの街は、塩の公益によって栄えました。古い市街の中心部にはお城がそびえたっています。モーツアルトの生誕地もあり、街中のいたるところから音楽が聞こえてくるような音楽の都です。まるで歩く足音さえも音符になってしまいそうです。

そして映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台。ロケ地をバスで巡るミニツアーに参加しました。私は歌に自信がない(他の人に言わせれば調子が外れる)のですが、両手を広げ、踊りだしたくなる気持ちが分かるような気がしました。この本は、トラップ一家の足跡をたくさんの写真で追ったとても読みやすい一冊。トラップ一家はその後、アメリカに亡命し、アメリカ中を演奏旅行で回ったのだとか。マリア直筆の自叙伝もあるそうでそちらも気になります。



サウンド・オブ・ミュージックの世界―トラップ一家の歩んだ道 (求龍堂グラフィックス)

サウンド・オブ・ミュージックの世界―トラップ一家の歩んだ道 (求龍堂グラフィックス)

  • 作者: ウィリアム・T. アンダーソン
  • 出版社/メーカー: 求龍堂
  • 発売日: 1995/03
  • メディア: 大型本


「もうすぐ17歳」の東屋がよいかとも思いましたが、モントゼー湖ごしの「ドラゴンの壁」ビッグウォールクライミングエリアだとか・・・岩に見とれましたが、山の中の湖水とてもきれいでした。


「Climb ev'ry mountain」の一説

Climb ev'ry mountain     すべての山に登って
Search high and low      高きも低きもをたどり
Follow ev'ry by-way      知りえる限りのすべてのわき道と
Every path you know      すべての小道をたどりなさい

Climb ev'ry mountain     すべての山に登って
Ford ev'ry stream       すべての川を渡って
Follow ev'ry rainbow      すべての虹を追いかけなさい
'Till you find your dream    あなたが夢を見つけるまで
nice!(24)  コメント(3) 
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コメント 3

リュカ

モントゼー湖の写真本当にキレイですね!!
碧の世界、いいなーーー^^
サウンド・オブ・ミュージック、見たとき
私もあの景色の中で大声で歌いたかったです(笑)
by リュカ (2011-08-30 20:15) 

mint_tea

足音さえも音符になってしまいそうな、ザルツブルグの街に行ってみたいです。
音楽の才能は皆無、鑑賞専門ですが、こんな美しい岩壁や湖水を眺めながら、
好きな音楽聴いて1日過ごしてみたいです。
良い季節に行かれて花もきれいだったでしょうね~。
これから本格的な音楽の季節ですね。
by mint_tea (2011-09-03 14:30) 

montblanc

☆リュカさん
山の湖ってどうしてこんなにきれいなんだろう!っていつも思ってしまいます。
雄大な自然のど真ん中で両手を広げて思いっきり新鮮な空気を吸うだけでも気持ちよいものです^^

☆mint_teaさん
お花もとてもきれいでした。庭園のバラの芳しい香りにうっとりです。
芸術の秋ですね!秋の調べといえば、私は虫の合奏が真っ先に思い浮かんでしまいます♪
少しずつ寒くなって最近ちょっと寂しくなってきました。
by montblanc (2011-10-13 22:38) 

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