ボナッティわが生涯の山々

ワルテル・ボナッティはイタリアの登山家です。
数々の初登攀を成し遂げたクライマーで彼の名はアルプスの山々に刻まれています。

当時はそれこそ命がけの挑戦であったに違いありません。登山に対する社会的関心も
日本に比べると圧倒的に大きいものです。素晴らしい登山には賞賛と名誉を、それは逆に
批判の対象ともなってしまいます。己の命を賭けるだけでなく、社会を背負っての登山とは
どれほどのものなのか想像することさえかないません。
尖鋭的クライマーとして活躍していた矢先、登山界から突如姿を消してしまいます。
その転向の経緯とはなんだったのか？登山をめぐる熱い想いが伝わってきます。

ボナッティ氏の２つの著書『わが山々へ』と『大いなる山の日々』を著者みずから改稿した本です。

ボナッティわが生涯の山々

• 作者: ヴァルテル ボナッティ
• 出版社/メーカー: 山と溪谷社
• 発売日: 2003/04
• メディア: 単行本

タグ：ボナッティ クライマー イタリア