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新アニマルトラック [山の動植物]

雪の上に残された動物たちの足跡、よく観察するとそこから動物たちの行動が手に取るとうに分かります。立ちどまって、ご飯を食べて、トイレをして、敵が現れてダッシュで逃げて・・・平面的な雪上の模様が、生き生きとした立体的なドラマになるのです。

この本は「足跡を読む」ための詳しい解説書です。一般読者向けに書き下ろしたとありますが、動物学的な内容が充実していて著者のフィールドワークが凝縮された科学書の趣きもあります。より手軽に分かりやすいのは、同じ著者の
アニマルトラック&バードトラックハンドブック―野山で見つけよう動物の足跡
これは改版されているようで、新書サイズでザックの中に入れて実際に雪の上で足跡を比べることもできます。

各地で手軽にスノーハイキングを楽しめる企画が増えているようです。雪どけのこの季節は森の中は春の喜びにあふれています。久しぶりに太陽を浴びた大地からは早くも花が咲きだし、木々は一斉に芽吹いて、山はやわらかな新緑に包まれます。動物たちもまた、固い木の芽ではなくやわらかなごちそうにありつけます。


DSC01141.JPG

新アニマルトラック―野生動物の足跡を追って

  • 作者: 今泉 忠明
  • 出版社/メーカー: 自由國民社
  • 発売日: 1994/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




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コメント 3

ハーボット好き

動物達の出会いもあればもっと楽しめそう。
足跡を追って色々な事が分かるのって楽しそう
by ハーボット好き (2009-04-15 05:41) 

ホシ

足跡で、いろいろ推理したりして、ちょっと楽しそうですね。
by ホシ (2009-04-15 14:21) 

montblanc

nice! コメントありがとうございます。

山で動物たちに会うのは興奮する瞬間です!木陰から野うさぎがとびだしてきたり、カモシカと目が会ってお互いに動けなくなったり・・・
だけど足の速さではとてもかないません。


by montblanc (2009-04-16 06:12) 

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