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WILL [山岳小説ほか]

澄んだ夜空に輝く星、きれいな装丁が気に入りました。北の空でしょうか北斗七星のおおぐま座と北極星のこぐま座が向かいあっています。その間の「WILL」のタイトルの文字にはなにか未来を感じさせるものがあります。それとも意志?ちょうど今時分の冬の星空もとても美しいです。東の空にはオリオン座や昴が輝いています。

前作「MOMENT」から7年。その続編とも言える内容です。主人公は若くして葬儀屋を継いだ女性。生と死の狭間でさまざまなドラマが交錯します。最近そんな本ばかり多いな・・・と思うのですが、どれも落ち込んでしまうような内容ではなく、どこかに救いがあるような気がします。

泣きたいときには思いっきり泣く、うれしいときには思いっきり喜ぶ、そんなことが大切なんじゃないかなとふと思いました。夜空にきらめく星のかなたに見えるものは何でしょうか?

WILL

WILL

  • 作者: 本多 孝好
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/10/05
  • メディア: 単行本

本文、山とまったく関係なくなってしまいました。
今月は本を読む時間が確保できませんでした。
賀状も昨夜、目を赤くして書いたばかり・・・

せめて、写真を一枚。
とある源流。水鏡。

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にゃんたま

泣くのが下手?な私です (^~^;)

by にゃんたま (2009-12-28 06:19) 

hir

montblancさんの文章はいつも優しくて、美しくて大好きです
本を読まずして癒されます
いえいえ、読んでみなければと言う気にさせられます
今年は、お世話になりました
来年もよろしくお願い致します!
by hir (2009-12-28 21:48) 

にごろ

年賀状、ご苦労様です!
夜空の星はWILLを持って瞬いているかのようですよね☆
その星を観測するのは専ら山の上にある天文台…^。^
by にごろ (2009-12-29 20:21) 

黄昏の線路

冬の星空って澄んでいて好きですね!ついついじーっと見上げてしまいます。そして、ホントに素敵な装丁ですね!
落葉の浮かぶ水鏡、青空と木々が綺麗に映し出されていますね。
源流ですか~、興味ありますね。覗きたくなりますね。
by 黄昏の線路 (2009-12-30 00:40) 

montblanc

☆にゃんたまさん
笑顔がすてきなアナタです(^^)☆

☆hirさん
こちらこそ、ブログ楽しませていただいています。
来年も素敵な年になりますように!

☆にごろさん
夜空に輝く星の一つ一つにも個性があって物語があるようです。
地球上の人たちにも・・・(誰かに観測されていたりして?)

☆黄昏の線路さん
はい、冬の星空、私も大好きです。
水の惑星、地球。水にもとても心惹かれるものがあります。

☆みなさま
ご訪問いただきありがとうございます。
年末年始パソコンのない環境に行きますので、大変申し訳ありませんが、みなさまのブログへの訪問、コメントできなくなってしまいます。よろしくお願いします。
よいお年をお迎えください。

by montblanc (2009-12-30 01:13) 

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