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北アルプス この百年 [日本の山]

知られざる北アルプスの登山史、記録や随筆など個々の山人の書籍は存在していますが、日本の登山史を総括して書かれた本は極めて少ないのが実情です。地元に残された資料をもとに、北アルプスの歴史に光をあてた一冊といえるでしょう。

北アルプスに網の目のように張り巡らされた登山道には様々な歴史があります。多くの人々が山に関わってきました。知らなかった史実を知ることでさらに山登りが奥深いものとなることでしょう。登山者を守る山小屋の歴史も興味深いものがあります。それらはそこに初めからあったものではなく、先人たちが苦労の末に建てたものです。そして現在、抱えている問題まで、様々な実例をあげながら紹介しています。

この本を読めばきっと北アルプスマニアへの一歩を踏み出すこと間違いなしです。ただ、歴史はいろいろな視点からの検証が必要です。どの視点から歴史を捉えるかでその内容がまったく違ったものになってしまうこともあります。山の人の話は話が大きくて・・・ではないけれど、まだまだ解明される余地がありそうです。


北アルプス この百年

北アルプス この百年

  • 作者: 菊地 俊朗
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2003/10/21
  • メディア: 新書



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コメント 3

peco

山の人の話は話が大きくて・・・という一言に笑ってしまいました。
確かに…山とギャンブルの人の話は限りなく大きい気がします。

くじいただいて帰ります。お邪魔致しました。
by peco (2009-04-09 07:38) 

ponchi

ソネくじ頂きました!
by ponchi (2009-04-09 08:08) 

montblanc

peco さん
ponchi さん
ハーボット好き さん
訪問ありがとうございます!

話が大きくならないように(笑)
記事書きますね!
by montblanc (2009-04-10 04:39) 

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