木を植えた男：山の本棚：So-net

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木を植えた男　[森林・自然保護] [編集]

今日は「みどりの日」ということでこの１冊。同名の短篇映画もあります。

二度の世界大戦下のフランスのプロヴァンス地方で、家族を失った羊飼いエルゼアール・ブフィエ（Elzéard Bouffier）が、荒れ果てた大地にドングリを植え続けて森を読みがえらせたお話です。パステル調のやさしいタッチの絵ですが、その内容はずっしりと心に響きます。

環境保護が盛んに叫ばれていますが、温暖化防止とか企業の社会貢献とかいった理由だけではなく、人々の心を豊かにし、そして幸福にする要素が自然にはあるような気がします。緑の大切さを訴えてる内容だけはありません。働くとはどういことか、生きるとはどういうことか、何度読み返しても考えさせられることが多いです。

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