葉っぱのフレディ

標高の高い山々からは紅葉の便りが届きはじめました。燃えるような赤、透き通る黄色、そして冬も変わらぬ緑と色鮮やかな一大絵巻が山から里へと繰り広げられます。そして10月ともなれば3000mの山々では真っ白な雪が降り、静かに冬が始まります。

街の中でも少しずつ秋の色が目立ち始めました。まずはサクラの木。春に花を楽しませてくれる桜、夏には緑が生い茂っていましたが、今では秋の青空が透けて見えます。一枚一枚の葉っぱは虫食いも色も少しずつ違っています。公園のカツラの木の黄葉は私の大のお気に入りです。ハート型の葉っぱもかわいいですが、ふんわり甘い香りがするのです。

この本は名作の絵本。一枚の木の葉、ひらりと風に舞う姿にしみじみと命を感じることができます。喜びにあふれた春の芽吹き、太陽がまぶしい夏の緑、そしてやってくる冬の訪れと、秋は四季を一番感じる季節のような気がします。そんな秋が私は好きです。

葉っぱのフレディ―いのちの旅

• 作者: レオ バスカーリア
• 出版社/メーカー: 童話屋
• 発売日: 1998/10
• メディア: 単行本

サクラの木の下で・・・

カツラの木の下で・・・

タグ：紅葉 葉っぱ サクラ カツラ

コメント 10

カツラの木の葉っぱが風に吹かれるさまは見ていて飽きませんね。
これからの景色楽しみたいと思います。
by tomosibi (2009-09-30 07:30) 

情緒ありそうな絵本ですね！
探して読んでみます
秋　良いですね
先週、妙高、黒姫の山は色付き始めかな？って感じでした
そろそろ、山歩きしたくなってる今日このごろです
by hir (2009-09-30 19:39) 

☆tomosibiさん
あのフワフワをした感じいいですね～♪
まだ色づきはじめですが、とってもよい香りが楽しめました(＾＾)
私もたくさん秋を探したいと思います。

☆hirさん
なんか哲学的で人生について考えさせられる本です。
紅葉情報ありがとうございます(＾＾)
笹ヶ峰から火打の紅葉とか、黒姫のブナの黄葉とか・・・
なんか気もそぞろになってしまいます。
by montblanc (2009-09-30 22:40) 

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by ブログん家 (2009-09-30 23:03) 

サクラなども春に向けて着々と準備しているんでしょうね。
by にごろ (2009-09-30 23:42) 

Amazonの書評を見てみましたが、面白そうな内容ですね。
葉っぱの一生から生きる意味を考えるというのは、
なかなか面白そうです。
山に行くと都会とは別のことを考えられるというのも、山や
自然の一つの魅力なのかもしれませんね。
by hiko (2009-10-01 06:07) 

あ！この絵本立ち読み（コラ）したことあります！！
面白かった記憶が残っているのですが
再読してみます^^
今度は立ち読みじゃなくて、図書館で借ります(笑)
by リュカ (2009-10-01 20:47) 

☆ブログん家さん
お誘いありがとうございます。
検討させて頂きます。

☆にごろさん
葉を落とすのは次の春への準備だったりもするのですね！
一年また一年繰り返す季節、繰り返す命・・・

☆hikoさん
本の内容にあまりふれずに申し訳ありません。
大人から子どもまで楽しめる絵本です。
山から帰ってきてみる都会もまた違ってみえるところも興味深いです。

☆リュカさん
最近は包装が厳重で立ち読みできないものも多いので困ってしまいます。
読書の秋♪　リュカさんはどんな本を読まれているのでしょうか(＾＾)

by montblanc (2009-10-02 00:30) 

私も秋は好きですね！
葉っぱの表情が色々変わる姿が美しいですし、
気候的にも過ごしやすいし。落ち着けるところがいいです。
by 黄昏の線路 (2009-10-08 23:48) 

☆黄昏の線路さん
秋が好きな人がたくさんいてうれしいです♪
季節ごとの美しさや情緒☆やっぱり四季があるからですかね(＾＾)
日本に生まれてよかったと思います。
by montblanc (2009-10-09 05:23)