ムーミン谷の冬

「ねぇムーミン、こっちむいて♪」と思わず口ずさんでしまうムーミンのお話。原作のひとつを読んでみました。暖かな12月だなぁと思っていたのに今週は急に冷え込みが厳しくなってなかなか体がついていきません。雪不足のスキー場には恵みの雪のプレゼント。本格的に冬がやってきました。

ムーミン谷にも冬がやってきます。今まで雪をみたことのなかったムーミン。なぜなら冬は眠りについてしまうからです。（見た目も寒さには強くなさそうです。）でもなぜか目が覚めてしまったのです。一面の雪の世界、冬の間にしかみれない不思議な生き物たち。そしてなんと生まれて初めてのスキーに挑戦する場面はドキドキしてしまいました。あまりお気にめさなかったようではありますが、あとで冬眠からさめたムーミンママに興奮気味に雪とスキーの話をするのです。

「氷姫」、「おさびし山」、「うつくしいしっぽを持つリス」、犬の「めそめそ」、登場するキャラクターや設定がどれも雰囲気があってステキです。そしてミイやヘムレンさんなどおなじみの登場人物。雪に閉ざされ、太陽がでない（北欧なみの北国だから？）冬でくり広げられるムーミンの冒険。私も寒い寒いと家の中で縮こまっていないで、元気に雪の中へスキーへ出かけなければと思いました。でも、冬のストーブのぬくもりはやっぱり格別です。

そうそう、挿絵もたくさんあってそれだけでも十分楽しめます。
では、よい週末を！

ムーミン谷の冬 (講談社文庫 や 16-5)

• 作者: トーベ・ヤンソン
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 1979/11
• メディア: 文庫

タグ：ムーミン スキー

コメント 7

ムーミン、あらためて読んでみたいんですよねー。
近所の図書館には置いてなくて・・
買おうかどうしようか・・
しかし、欲しい本がいっぱいあり過ぎて(>_<)
ああ〜〜セレブになりたい。。
by ikuko (2009-12-18 11:42) 

ムーミンは小さいころ見てたけど
すっかり話の内容は忘れてしまいました。
冬は冬眠してたんですね。
by 肉球 (2009-12-19 00:28) 

ムーミン、懐かしいですね。
雪の世界、本当に美しいと思います！初めて見たら感動するでしょうね。
寒さを忘れるくらいに。
家の中に閉じこもっているのは勿体ないですよね。

by 黄昏の線路 (2009-12-19 13:47) 

ムーミンは妖精だったんですよね。
岸田今日子さんもう2度と聞けないですね。
by にごろ (2009-12-19 23:01) 

岸田今日子のナレーションが好きでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　RUKO
by 末尾ルコ（アルベール） (2009-12-20 02:51) 

ムーミンに出てくるキャラクターや景色は味がありますね☆
昔はスナフキンの哀愁ただようギターが大好きでした。
私も改めて本を読みたくなりましたね。
アニメの再放送、やらないかなぁ。
by mikanchan (2009-12-20 20:44) 

☆ikukoさん
ムーミン絵本とかも素敵なんでしょうね～♪
アニメとは違う原作の絵の方が表情豊かな気がします。
赤ずきんちゃんは大きくなったらセレブになったのでしょうか(＾＾);

☆肉球さん
ストーリとなると私もあやしいです(＾＾)；
ムーミン谷の日常があってスナフキンがやってくるみたいな？
本の方がストーリー展開はしっかりしているようです。

☆黄昏の線路さん
本当に懐かしいです。原作はまた違った世界を垣間見れるかもしれません。
雪の世界、それは美しいものですが、冬はやっぱり寒くて厳しいです。
帽子にマフラーに手袋、必要ならカイロも用意してお出かけを･･･(＾＾)

☆にごろさん
トロールやトロルは北欧に住む森の妖精です♪
ちょっとその表情をみるとたじたじになってしまいますが･･･(＾＾)；
岸田今日子さんの声はそれを知るみなさんお心の中で生き続けるのではないかと？

☆RUKOさん
岸田さんの声あってのムーミンとも言えるくらいですね。
当時、岸田さんは二人ぐらしの幼稚園児の娘を連れて
ムーミンの仕事をしていたのだとか･･･

☆mikanchanさん
大人は働かない。子どもは勉強しないなんて世界も素敵ですね？
私はスナフキンにあこがれれを感じてやみません(＾＾)
ニョロニョロとかほんとに不思議です。
by montblanc (2009-12-21 04:41)