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今日は楽しいひな祭り?古くはもっと暖かくなっての行事で水辺で穢れの禊をおこなったが由来だとか。流し雛などにその名残りがあるようです。最近では早くお嫁にいかないように雛飾りをしまわなかったり?面倒で飾らなくなってしまったり?それでもひな菓子を一口食べて季節の行事を大切にしたいものです。

ひし餅の緑は、雪の上の新緑(あるいは一番下だと雪の下の芽吹き)、白は雪、ピンクは桃の花をあらわしてもいるそうです。ひなあられもそんな配色でしたでしょうか?もっぱら私は空から降ってくるあられ「霰」に会うことの方が多いです。5ミリ以下が霰でそれ以上が雹(ひょう)と気象学的には分類されています。

ひな祭りに関する山の本と思ったのですが、見つからずに霰の本です。作者の水上勉さんの故郷でもある若狭が舞台になっています。妾の子が下駄職人として一山当てようとするも困難な道のりが続き、ちょっと暗い内容です。冒頭には地元では若狭富士と呼ばれる青葉山のシーンが登場します。山から眺める若狭湾、逆に海から眺める山、さぞかしきれいなんでしょうね・・・機会があれば眺めて登ってみたいです。


霰 (新潮文庫)

霰 (新潮文庫)

  • 作者: 水上 勉
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1983/01
  • メディア: 文庫


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コメント 5

肉球

ひな祭にはそんな由来があったんですね~!
今とはちょっと形式が違うのでビックリです。
by 肉球 (2010-03-04 00:41) 

mikanchan

今はかわいらしい『おひなさま』がたくさんありますね。
私は5人囃子が好きで、ずっと見てた記憶があります。
『おひなさま』を出しっぱなしにしてたツケが…^^;
by mikanchan (2010-03-04 22:40) 

リュカ

この方の作品は読んだことがないかもしれません。
ひな人形・・・うちは5分だけでしたが
飾っただけいいですよね???w
by リュカ (2010-03-04 23:14) 

hir

montblancさんの記事を読んで、ひな人形をしまう事を忘れていた事に気づきました!
これから、急いでしまいます、、、
by hir (2010-03-05 19:33) 

montblanc

☆肉球さん
お料理上手の肉球さんはちらし寿司とか作られたのでしょうか?
それとも最近はTKGばかり?(^^)

☆mikanchanさん
日本各地でいろんな飾り方あるようですね。
長野の須坂市ではこの期間はエレベーターを停止させて
ひな壇にしていたのにはびっくりでした。

☆リュカさん
今年はリュカさんちのひな人形が唯一みたひな人形でした(^^)
おひなさまやっぱり一年に一度くらい明るいところに出してあげたいですよね。

☆hirさん
hirさんちではお嬢さんにずっと一緒にいてほしいのでは?
でも本人の幸せを考えると微妙なところでしょうか(^^)
by montblanc (2010-03-05 21:59) 

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