十字架 [一般書]
アイスランドの火山(エイヤフィヤットラヨークトル氷河)の噴火で、世界中の空港が混乱しています。そのご近所?ノルウェーをはさんで東に2000km。北欧スウェーデンの首都ストックホルムの郊外にある「スクーグスチルコゴーデン(森の墓地)」には花こう岩でできた十字架があるそうです。世界遺産にもなっているようです。この本で初めて知りました。(カナ読みが難しい・・・)
いじめで自殺した中学2年生の少年と残された家族とその同級生のお話です。残酷なシーンがあるわけではありませんが、心臓が弱い方にはおすすめしません。私は全編通して胸が苦しかったです。この問題は新聞やニュースでとりあげられることもありますが、当事者として考えると、とてもやりきれない思いばかりが残ります。命の重さは地球と比べて計ることなんてできません。
おじさんである重松清さんはなんで少年や少女の心をこんなにも上手く表現できるのか、毎回驚きます。自分も通ってきた道なのに・・・。でも完全に忘れてしまったわけではないみたいです。氏の本を読む度に、あぁ、そんなこともあったなと思い出の箱がいくつも開きます。
ヨーロッパアルプスの山の山頂には十字架が立っているところが多いです。
マリア様がいるところもあります。日本とはちょっと違いますね。
Monte Rosa(Dufourspitze 4,634m)
いじめで自殺した中学2年生の少年と残された家族とその同級生のお話です。残酷なシーンがあるわけではありませんが、心臓が弱い方にはおすすめしません。私は全編通して胸が苦しかったです。この問題は新聞やニュースでとりあげられることもありますが、当事者として考えると、とてもやりきれない思いばかりが残ります。命の重さは地球と比べて計ることなんてできません。
おじさんである重松清さんはなんで少年や少女の心をこんなにも上手く表現できるのか、毎回驚きます。自分も通ってきた道なのに・・・。でも完全に忘れてしまったわけではないみたいです。氏の本を読む度に、あぁ、そんなこともあったなと思い出の箱がいくつも開きます。
ヨーロッパアルプスの山の山頂には十字架が立っているところが多いです。
マリア様がいるところもあります。日本とはちょっと違いますね。
Monte Rosa(Dufourspitze 4,634m)
再訪問ありがとうございました。十字架今度みてみます。
by 激辛王 (2010-04-22 00:01)
こんにちは。
アイスランドの火山爆発、今度は噴煙と来ましたね。いつもは溶岩攻撃なのに。「地球の裂け目」と別名が付いているくらいですから、仕方ありません。ノルウェーの空港は最後まで閉鎖されて、大変だったようです。
重松さんの本でそんなお話のがあるのですね。今度是非読みたいと思います。
by こけもも (2010-04-22 15:47)
空気は読まない、読み終わりました。
何度もホロリときました。
素敵なオハナシで心が温かくなります。
教えてくださってありがとうございました!!(^^)
by リュカ (2010-04-22 20:08)
重松さんは直木賞受賞作
『ビタミンF』を読みました
「ストーリーテラー」って彼のことだなと思います
『十字架』も読んでみたいです(*^_^*)
by 雉虎堂 (2010-04-23 08:32)
本ってすぐ読んでみたいという気持ちと、読む機会を別の時のために
置いておこうという気持ちがある時があります。
この本は何故か後者かな。
下の写真はモンテ・ローザの十字架なのですか?すごい……です。。
by mint_tea (2010-04-23 21:07)
☆激辛王さん
こちらこそありがとうございます。
ちょっと重たい内容ですが、よろしかったらどうぞ。
重松さんは、こころがほんわり暖かくなるような作品も書いています^^
☆こけももさん
お隣のノルウェーでは噴火の音も聞こえたのでは?
現地はさぞかし大変なのでしょうね。
「ギャオ」ですね。カタカナで書くとよく分からなくなってしまいます。
「エイヤ」が島々、「フィヤットラ」が山々、「ヨートクル」が氷河なるほどです!
☆リュカさん
お気にいって読んで頂いたようでsなによりです^^
タイトルだけだと反骨的な内容なのかなと思ったのですが、
とてもあたたかいいいお話がいっぱいでした。
☆雉虎堂さん
子どもが読めるものから、男性週刊誌限定ようなものまで幅がありますね^^
私が初めに読んだのは『舞姫通信』でした。同じテーマのものです。
どこまでが小説なのか分からなくなってしまうところがあります。
☆mint_teaさん
私もタイトルだけ気になっている本とか、読むのを忘れてしまった本とか、
いろいろです。本を寝かせておくのもよいですね。
しかるべき時に本は開かれるのでしょうね。
スイスとイタリア国境のモンテ・ローザはいくつかピークがあります。
どっしりとした巨大な山容はスイスの盟主といってもいいかもしれません。
by montblanc (2010-04-23 22:31)
この作者さんは幅広いですよねぇ。
最近、心にズシンという小説が少なくなってしまったのは、年のせいでしょうか。。。
モンテローザ、ちょっと興味があります!
by hiko (2010-04-24 17:36)
確かに、心に響く小説なかなか出会いませんね・・・
スピード感があったり、世相を反映していたり、読みやすいなぁ~とは
思うのですが、人生の書ともいうべき本に出会いたいです。
ツール・ド・モンテローザもあるようです^^
この時はスキーで行きました☆
by montblanc (2010-04-26 21:09)