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下町ロケット [一般書]

古川さんおかえりなさい!5ヶ月を超える宇宙の滞在いかがなものだったのでしょうか?
まずはお風呂に入ってごゆっくりと言いたいところですが、何かと忙しそうです。
面白いたくさんの宇宙のお話、楽しみにしています。

この本は知人が図書館で借りていたものをお留守番中に読みました。その内容はロケットの話にとどまらず、企業経営やら、特許の話やら、私の知らなかった分野のお話であったにもかかわらず、宇宙に上昇するロケットのようにぐんぐん読み進めてしまいました。日本のモノづくりに対する姿勢、その先にある夢。何かを成し遂げるプロジェクトにはぐっと胸が詰まるものがあります。

ロケットは科学技術の結晶なだけでなく、きっとたくさんの夢をつんでいるもののような気がします。


下町ロケット

下町ロケット

  • 作者: 池井戸 潤
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/11/24
  • メディア: 単行本

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もこもこもこ [一般書]

赤ちゃん用の絵本というのがあるそうです。私はてっきり赤ちゃんサイズの小さな絵本かと思いましたが、どうも違うようです。三つ子の魂百までといいますが、とてもそのころの気持ちに遡ることができません。この本、赤ちゃんに読み聞かせすると大喜びするんだとか。音や色彩、つぶらな瞳で何をみているのか気になりました。

谷川俊太郎さん作ですが、一番長い言葉は「もこもこもこ」と「にょきにょき」、今まで私が目にした絵本のどれよりも本当にシンプルな内容です。私はこの本に宇宙を感じました。赤ちゃんは宇宙や生命に一番近い存在なのかもしれないとふと思いました。


もこもこもこ (ぽっぽライブラリ―みるみる大型絵本)

もこもこもこ (ぽっぽライブラリ―みるみる大型絵本)

  • 作者: 谷川 俊太郎
  • 出版社/メーカー: 文研出版
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 大型本


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ドナウよ、静かに流れよ [一般書]

マリーアントワネットの実家を訪ねてみたい、子供の頃大ファンだったウィーン少年合唱団の歌声を聴きたいという同行者たっての要望があり、予定にはなかったのですが、ウィーンに足をのばしました。オーストリアとドイツのサッカーの国際試合があったり、ウィーンフィルの宮殿での野外コンサートがあったりで、宿の確保がとても大変でした。

結局みつかった宿は郊外のドナウ川のほとり。ヨーロッパアルプスの頂や峠では、ここから流れる水は、ヨーロッパ四方の海に注ぐんだなぁなんてロマンを感じるのですが・・・、安心して眠れる場所をみつけられたことにほっと一息でした。

そこから市内に地下鉄で通ったのですが、駅構内の移動も含め、車椅子での乗降、とても楽で助かりました。市内中央の本屋さんで山の書籍の品揃えが素晴らしかったのは感動しました。美術史美術館の見事な収蔵品の数々、ブリューゲルの冬景色は、特に印象的でした。

この本は、ウィーンでの心中を扱ったノンフィクション。気が滅入ってしまう内容です。旅先で出会ったオーストリアの人の気質は、とてもホスピタリーにあふれていて、散策していても快適なイメージしかなかったのですが・・・。旅行で訪れただけでは伺い知れない異国の地に暮らす苦労があるのも確かです。

DSC01549.JPG

ドナウよ、静かに流れよ (文春文庫)

  • 作者: 大崎 善生
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 文庫


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