ねじとねじ回し [一般書]
ネタギレと暑さで頭が回りません。頭のネジをちょっとしめなおそうとしましたが、何本も足りなくなっているようです・・・。「ねじ山」という言葉がありますが、軸の部分のらせん状のギザギザのところをさすようです。
「この1000年に発明された最高の道具は何か?」という問いかけからこの本は始まります。のこぎり、きり、ハンマー、道具箱をひっくりかえして出てくる工具は、とても歴史の古いものばかりです。そこから出てきたネジとねじ回し(スクリュードライバー)の歴史は謎に包まれていました。
家具や電気製品をはじめ、私たちの身の回りにはありとあらゆるところにネジが使われています。でも私たちが目にするプラス(+)のネジは20世紀に入っての発明。ネジは16世紀になって火縄銃や甲冑、時計にみられるようになったとのこと。さらに歴史を遡れば、ネジにみられる螺旋の原理は、ギリシアの水揚げ機や果実絞り機にみられます。誰かのひらめきが世界を変えていく、人類の歴史にはそんな発明の数々に支えられていることを改めて感じました。そして、これからの発明にワクワクします。
「この1000年に発明された最高の道具は何か?」という問いかけからこの本は始まります。のこぎり、きり、ハンマー、道具箱をひっくりかえして出てくる工具は、とても歴史の古いものばかりです。そこから出てきたネジとねじ回し(スクリュードライバー)の歴史は謎に包まれていました。
家具や電気製品をはじめ、私たちの身の回りにはありとあらゆるところにネジが使われています。でも私たちが目にするプラス(+)のネジは20世紀に入っての発明。ネジは16世紀になって火縄銃や甲冑、時計にみられるようになったとのこと。さらに歴史を遡れば、ネジにみられる螺旋の原理は、ギリシアの水揚げ機や果実絞り機にみられます。誰かのひらめきが世界を変えていく、人類の歴史にはそんな発明の数々に支えられていることを改めて感じました。そして、これからの発明にワクワクします。
ねじとねじ回し この千年で最高の発明をめぐる物語 (ハヤカワ文庫NF)
- 作者: ヴィトルト リプチンスキ
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/05/30
- メディア: 文庫
その昔、ねじ切りとねじ山、はて、どっちが先につくられたんだろう?って悩んだことあります。
by woodmouse (2010-09-03 21:41)
ネジってそんな昔からあったんですね。
結構歴史があってビックリしました。
しかも甲冑にも使われてるんですね。
by 肉球 (2010-09-04 10:42)
伝来した鉄砲を日本で再現する際、
ねじの部分だけがどうしてもわからず
職人の娘さんがポルトガル人と
結婚して情報を聞き出してきた……
といった話を何かで読んだことがあります
分かってしまえばこれほど単純な機構はないのに
なかなか発想出来ないものなんですね
by 雉虎堂 (2010-09-04 23:58)
そう言われてみると、なにげに当たり前に使っている、使われていますね、、、ねじ
当たり前って思える事程、大発明ってことですよね
余談ですが、ねじの螺旋のピッチって種類があるんですよね
先日、同じ規格のねじがなくて探すのに苦労しました、、、(笑)
by hir (2010-09-05 09:30)
☆woodmouseさん
ねじ切り、ダピンチのノートにも発想イラストがあったみたいです!
精度の高いネジができたのも旋盤のおかげですね。
この本ではアルキメデスがネジの父になっています。
☆肉球さん
甲冑と言えばダースベーダーが思い浮かびます^^
最初は頭の部分を止めるのに使われたようです。
中世にはボタンも突然発明されたのだとか!
身近なものの歴史、面白そうです^^
☆雉虎堂さん
種子島の鉄砲が日本に初めて入ったネジらしいです。
ネジの別名ビスの語源がブドウのツルに由来することになるほどでした。
発想のヒントは身近なところに隠れているのかもしれません。
大発明も身近なものだったり?^^
☆hirさん
日本にも優れた道具や発明がたくさんありそうです!
細目とか並目とか特注品とか同じ径でもピッチ(山の間隔)には
種類がありますね。私も同じ苦労をしたことがあります^^
ボルトとナット、初めは1組セットで作られており、
バラバラになるとペアを見つけるのが大変だったそうです!
by montblanc (2010-09-07 05:43)
突然訪問します失礼しました。あなたのブログはとてもすばらしいです、本当に感心しました!
by プラダ 店舗 (2013-06-29 13:42)
今日は~^^またブログ覗かせていただきました。よろしくお願いします。
by バーバリー (2013-08-03 08:46)