山岳気象大全 [地図と天気]
通勤の合間に聞いていた子ども科学電話相談。子どもの視点って面白いと思うと同時に、回答する先生方とのちょっとちぐはぐなやり取りも面白かったり。身の回りには不思議がいっぱい。科学の視点大切にしたいものです。
前回の試験で苦しめられたのが気象の問題、気象予報士になるわでもないのに・・・と思わずつぶやきたくなる内容でした。しかし、山の観天望気は登山においてとても大切な要素です。肌で天気を感じることも大切ですが、科学に裏付けられた知識や経験もまた行動中の判断の大きな力となります。復習も兼ねてこの本を開いてみました。
気象の本は、雲がみんな羊に見えて眠くなってしまいがちです。この本は、四季や山域など山に特化した内容でとても興味深く読むことができました。まだまだ入道雲がもくもくと立ち上って暑い日が続きますが、天高くたなびく秋の雲待ち遠しいです。
前回の試験で苦しめられたのが気象の問題、気象予報士になるわでもないのに・・・と思わずつぶやきたくなる内容でした。しかし、山の観天望気は登山においてとても大切な要素です。肌で天気を感じることも大切ですが、科学に裏付けられた知識や経験もまた行動中の判断の大きな力となります。復習も兼ねてこの本を開いてみました。
気象の本は、雲がみんな羊に見えて眠くなってしまいがちです。この本は、四季や山域など山に特化した内容でとても興味深く読むことができました。まだまだ入道雲がもくもくと立ち上って暑い日が続きますが、天高くたなびく秋の雲待ち遠しいです。
Google Earthで古代文明の旅 [地図と天気]
ちょっと世界旅行に行ってきました。とは言ってもパソコンの上での話。Google Earth(グーグルアース)を使ってみました。最新のバージョンは5.1、公開されたばかりのころ以来だから、かなり久しぶりです。パソコンが古くて以前は画面が青くなって顔が真っ青なんてこともありましたが、今回は快適に地球の上を移動できました。操作はいたって簡単、ズームして移動するだけでも十分楽しめます。
カッパドキア、デルフィ、万里の長城、マチュピチュ、ナスカの地上絵・・・、世界中の古代文明を瞬時に訪れることができます。中でも圧巻だったのは、ギザのピラミッド。古代文明は上空からみられることを意識して作られたのでしょうか?UFOに乗ってきた宇宙人もさぞかしびっくりするに違いありません。よく見ると表紙に「ムー」の文字。世界の不思議ミステリーがさらに深まります。
「29 58 45N,31 8 5E」のように緯度と経度を入力するとピンポイントで移動できます(グーグルマップでも可能)。日本語のキーワードで検索できるものもありますが、英語の方が広くカバーしています。海底の地形にも対応し、地球を飛び出して月面や火星にも到達できることができます。新たな古代遺跡を発見したり、宇宙人に会ったりできるかもしれません。
手のひらの上で回る地球を見ていると不思議な気分になります。個人的にはやっぱり世界の山を歩いてみたいです。
カッパドキア、デルフィ、万里の長城、マチュピチュ、ナスカの地上絵・・・、世界中の古代文明を瞬時に訪れることができます。中でも圧巻だったのは、ギザのピラミッド。古代文明は上空からみられることを意識して作られたのでしょうか?UFOに乗ってきた宇宙人もさぞかしびっくりするに違いありません。よく見ると表紙に「ムー」の文字。世界の不思議ミステリーがさらに深まります。
「29 58 45N,31 8 5E」のように緯度と経度を入力するとピンポイントで移動できます(グーグルマップでも可能)。日本語のキーワードで検索できるものもありますが、英語の方が広くカバーしています。海底の地形にも対応し、地球を飛び出して月面や火星にも到達できることができます。新たな古代遺跡を発見したり、宇宙人に会ったりできるかもしれません。
手のひらの上で回る地球を見ていると不思議な気分になります。個人的にはやっぱり世界の山を歩いてみたいです。
Google Earthで古代文明の旅 最新版―世界の不思議ミステリーを探検! (GAKKEN MOOK ムーVisual Books)
- 作者: 古代文明研究会
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2009/09
- メディア: 単行本
地図をながめて 寺田寅彦随筆集 [地図と天気]
寺田寅彦と言えば、地球物理学者でありながら名随筆を数多く残し、科学の世界に私たちを誘ってくれます。夏目漱石の門下生で、その小説にも登場するほど。『地図をながめて』は、先に紹介した『山の高さ』の著者が地図の世界に足を踏み入るきっかけとなった本とのことでさっそく読んでみました。
ここで取り上げられている地図は国土地理院の地形図です。当時13銭でコーヒー1杯の値段。安価なのにいかに手間がかかっているものか、いかに価値あるものであるかが力説されています。現在の価格は270円(税込)、私も冬の山スキーには必需品です。ある場所の1枚だけを残して焼いてしまったら、いくら値をつけても書いてがあるだろう、とあります。現在はインターネットで無料で閲覧することができます。その事実を知ったら、さぞかしびっくりされることでしょう。
私たちの身の回りには多くの地図にあふれています。その元になっているとも言える地図なのです。人工衛星を使った測量などによって新しい成果が取り入れられていますが、100年にも及ぶその歴史を持つ地図の正確さはゆるぎありません。実は世界中でこんなに地図が整備さている国は数少ないのです。日本人の国民性も反映されているようです?地図上の一番の変更点は道路ができたり、建物ができたり人工の要因。都市部では3ぐらい年、山間部では10年ぐらいで改訂されています。
「ウォッ地図」地図閲覧サービス http://watchizu.gsi.go.jp/
(※日本のかたちです)
「地図をながめて」青空文庫 http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card2508.html
(※なんとこの随筆も無料で閲覧できます)
ここで取り上げられている地図は国土地理院の地形図です。当時13銭でコーヒー1杯の値段。安価なのにいかに手間がかかっているものか、いかに価値あるものであるかが力説されています。現在の価格は270円(税込)、私も冬の山スキーには必需品です。ある場所の1枚だけを残して焼いてしまったら、いくら値をつけても書いてがあるだろう、とあります。現在はインターネットで無料で閲覧することができます。その事実を知ったら、さぞかしびっくりされることでしょう。
私たちの身の回りには多くの地図にあふれています。その元になっているとも言える地図なのです。人工衛星を使った測量などによって新しい成果が取り入れられていますが、100年にも及ぶその歴史を持つ地図の正確さはゆるぎありません。実は世界中でこんなに地図が整備さている国は数少ないのです。日本人の国民性も反映されているようです?地図上の一番の変更点は道路ができたり、建物ができたり人工の要因。都市部では3ぐらい年、山間部では10年ぐらいで改訂されています。
「ウォッ地図」地図閲覧サービス http://watchizu.gsi.go.jp/
(※日本のかたちです)
「地図をながめて」青空文庫 http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card2508.html
(※なんとこの随筆も無料で閲覧できます)