ピカドン―だれも知らなかった子どもたちの原爆体験記 [山岳小説ほか]
残りわずかの夏休み(新学期が始まっているところもありますが)、絵日記とか読書感想文とか工作などなど、宿題の山を片付けようと必死になっていたことを思い出しました。夏休みと言えば、ラジオ体操も日課でした。そして黙祷の時間・・・。
広島の小学校で約50年ぶりにロッカーから発見された文集。タイトルは「原爆の思い出」。1945年8月6日、当時4~6歳だった子どもたちが、小学校の5、6年生の時に書いたもです。その時の生々しい様子が家族を中心に淡々と、しかし鮮明につづられています。いったい子どもたちがどんな気持ちでこれを書いたのかと思うと胸がつまります。
その文章の中で「平和」の二文字が重く心に響きました。平和な世の中に生まれた世代である私たちは、平和であることを当然のことのように思いがちです。しかし、平和は築いていかなければならないもの、守っていかなければならないものなのだと改めて感じました。
人は嫌な記憶は忘れようとしてしまうものなのかもしれません。長い年月によって記憶は薄れてしまうものなのかもしれません。戦争の記憶。悲しい思い出を作らないために、幸せな未来を築くために忘れてはならない大切な記憶です。
子どもたちが、戦争の作文を書いたり、戦争の絵を描いたりしない世の中であることを心から願います。
広島の小学校で約50年ぶりにロッカーから発見された文集。タイトルは「原爆の思い出」。1945年8月6日、当時4~6歳だった子どもたちが、小学校の5、6年生の時に書いたもです。その時の生々しい様子が家族を中心に淡々と、しかし鮮明につづられています。いったい子どもたちがどんな気持ちでこれを書いたのかと思うと胸がつまります。
その文章の中で「平和」の二文字が重く心に響きました。平和な世の中に生まれた世代である私たちは、平和であることを当然のことのように思いがちです。しかし、平和は築いていかなければならないもの、守っていかなければならないものなのだと改めて感じました。
人は嫌な記憶は忘れようとしてしまうものなのかもしれません。長い年月によって記憶は薄れてしまうものなのかもしれません。戦争の記憶。悲しい思い出を作らないために、幸せな未来を築くために忘れてはならない大切な記憶です。
子どもたちが、戦争の作文を書いたり、戦争の絵を描いたりしない世の中であることを心から願います。
ピカドン―だれも知らなかった子どもたちの原爆体験記
(シリーズ・子どもたちの未来のために)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/07
- メディア: 単行本
貴重な本ですね
興味深いです
そういった歴史上の話を残してほしいですね
by hir (2009-08-28 18:26)
広島と長崎、両方の被爆地の資料館を訪れたことありますが、
大変ショッキングな内容でした。
書かれているように、「平和は守っていくもの」という意識は
一般的に薄れているような気がしますね。
色々なニュースを通して、常に意識していかねばならないですね。
by 黄昏の線路 (2009-08-30 16:37)
小さい頃は、集会場のようなところで
夏休みになるとピカドンの映像を見ました。
(そういう活動を町内会でやっていたんだと思います)
小さいながらにも、かなり衝撃を受けました。
忘れちゃいけない、そして伝えていかなくちゃいけない出来事ですよね><
by リュカ (2009-08-30 16:49)
貴重な体験記ですねぇ
by yamachan (2009-09-01 20:13)