ピスタチオ [一般書]
地球をぐるんと回って、チリ鉱山の33人の救出、本当によかったです。さらに地球を回ってアフリカ大陸。赤道直下の大きな湖、大陸が大きすぎてその大きさが分かりづらいですが、アフリカで1番、世界で3番目に大きいヴィクトリア湖があります。その北に位置するウガンダがこの本の舞台です。「アフリカの真珠」とも言われる緑豊かな国です。
梨木香歩さんの小説、わずかな空気の動きまでも読んだり、登場人物の息づかいに耳をすませたり、静かな中にも深さを感じさせる印象です。この本は「棚」というペンネームを持つ、女性ライターが主人公です。年老いた愛犬の病気と大学病院、アフリカの友人の病気と呪術医、いろんなものが一つに紡がれていきます。
私が特に読み入ったのは後半のルゥエンゾリが出てくるところ。ヴィクトリア湖の北に位置する山でナイルの源である「月の山」とも呼ばれる山です。標高4000~5000m、アフリカでも雪のある数少ない山で自然も豊かなのですが、政情が不安で、難民が大挙し、薪を燃やし、動物を獲って生活したといいます。ピスタチオをつまんだら、見知らぬ遠い国に思いを馳せたくなりそうです。
梨木香歩さんの小説、わずかな空気の動きまでも読んだり、登場人物の息づかいに耳をすませたり、静かな中にも深さを感じさせる印象です。この本は「棚」というペンネームを持つ、女性ライターが主人公です。年老いた愛犬の病気と大学病院、アフリカの友人の病気と呪術医、いろんなものが一つに紡がれていきます。
私が特に読み入ったのは後半のルゥエンゾリが出てくるところ。ヴィクトリア湖の北に位置する山でナイルの源である「月の山」とも呼ばれる山です。標高4000~5000m、アフリカでも雪のある数少ない山で自然も豊かなのですが、政情が不安で、難民が大挙し、薪を燃やし、動物を獲って生活したといいます。ピスタチオをつまんだら、見知らぬ遠い国に思いを馳せたくなりそうです。
アフリカが舞台の日本の小説って珍しいですねえ
by hir (2010-10-16 06:10)
面白そうですね。
たとえアフリカでも、標高が高いとやっぱり雪があるのですね~。
by リュカ (2010-10-17 07:09)
チリの救出劇、ホントによかったです。
ニュースで見てて感動しました。
by 肉球 (2010-10-18 01:30)
☆hirさん
コーヒーとかチョコとかよく口にしますが、
アフリカは日本から一番遠い大陸なのかもしれませんね?
☆リュカさん
標高5000mで平地と30度ぐらい違いますね。
ナイルの流域のエジプトのこととかリュカさん詳しそう^^
☆肉球さん
ほんとドラマチックでしたねぇ~♪
そのまま穴を掘り続ければ日本につながるかなぁ?
by montblanc (2010-10-19 22:38)