クライミング joy No.2 (雑誌) [クライミングの本]
「これからのクライマーのためのクライミングマガジン」というキャッチコピーなのですが、2号でもう脱ビギナーです。よく言えば情報満載なのですが、とりとめのない感じもします。誰に何を伝えたいのかよく分かりませんでした。クライミングを知らない人がクライミングに興味をもってその裾野を広げていくような内容を勝手に期待していたのですが・・・
そもそも雑誌とはいろいろな情報を集めたもので、一冊で何かを伝えるというものではないのかもしれません。たくさん売れて、多くの人の目にふれるにこしたことはないのでしょうが、一つの山を登るように一本筋の通った方向性がある方が個人的には好きです。雑誌の創刊は2巻目でその真価が問われるような気がします。なんて内容とは関係ないことばかり考えてしまいました。資源ごみになる前に1ページでも心にスクラップできるような記事に出会えれば幸せです!
⇒クライミング JOY No.1の紹介記事へのリンク
そもそも雑誌とはいろいろな情報を集めたもので、一冊で何かを伝えるというものではないのかもしれません。たくさん売れて、多くの人の目にふれるにこしたことはないのでしょうが、一つの山を登るように一本筋の通った方向性がある方が個人的には好きです。雑誌の創刊は2巻目でその真価が問われるような気がします。なんて内容とは関係ないことばかり考えてしまいました。資源ごみになる前に1ページでも心にスクラップできるような記事に出会えれば幸せです!
⇒クライミング JOY No.1の紹介記事へのリンク
ROCK & SNOW 2009夏号 No.44 (雑誌) [クライミングの本]
今回のトップニュースは生まれ変わったピオレドール賞。ノミネートされた6登攀のうち3つが日本。クライミングの世界的動性を把握していないのでなんともいえないが、これは快挙といっていいのではないだろうか。ただクラミングを評価し賞賛することはよいと思うのだが、順位づけするようなことはいかがなものかとの疑問もぬぐえない。今後のクライミング界に期待したいところ。
野口啓代の活躍もめざましい。まさしく期待の星。
クライミング新エリアとして恵那の笠置山と瑞牆山のボルダリングエリアを紹介。
唯一のクラミング雑誌で部数が少ないという事情もあるだろうが、内容に対して1400円の定価は安いと考えるべきか、高いと考えるべきか・・・せめてなにかしら特集を組んで欲しいもの。
野口啓代の活躍もめざましい。まさしく期待の星。
クライミング新エリアとして恵那の笠置山と瑞牆山のボルダリングエリアを紹介。
唯一のクラミング雑誌で部数が少ないという事情もあるだろうが、内容に対して1400円の定価は安いと考えるべきか、高いと考えるべきか・・・せめてなにかしら特集を組んで欲しいもの。
ROCK&SNOW number44 (summer iss (別冊山と溪谷)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 山と溪谷社
- 発売日: 2009/06
- メディア: 大型本
みんな山が大好きだった [クライミングの本]
タイトルを見れば登山賛歌のような内容かと思ってしまいますが、生と死の縁を高みに向かって求め続けるアルピニストたちの物語です。加藤保男、森田勝、長谷川恒男、ヘルマン・ブール・・・彼らは何を求め、高みに向かったのでしょうか。淡々とした文章の中に、アルピニストの魂を垣間見ることができます。
百名山ブームなどで登山はより身近なものになりました。一歩進んでクライミングに挑戦する中高年も増えました。しかし、アルピニズムからはどこか遠ざかってしまったのではないかと思えて仕方がありません。もちろん今でも先鋭的な登山をしている人たちはいます。一つの登山の意味は登った本人のものだけではないような気がします。より多くの人に感銘を与えるような登山に滅多に出会いません。時代の影響なのでしょうか?
百名山ブームなどで登山はより身近なものになりました。一歩進んでクライミングに挑戦する中高年も増えました。しかし、アルピニズムからはどこか遠ざかってしまったのではないかと思えて仕方がありません。もちろん今でも先鋭的な登山をしている人たちはいます。一つの登山の意味は登った本人のものだけではないような気がします。より多くの人に感銘を与えるような登山に滅多に出会いません。時代の影響なのでしょうか?