語りきれないこと
3月11日、どう過ごそうかいろいろ悩んでいましたが、今冬週末携わっているテレマークスキー絡みで山に登ります。本当は去年3月12日に行こうとしていたのですが、それどころではなくなって・・・。そのときに会えなかった方とも再会できる予定です。誰かと時間を共有できること、かけがえのないことだと最近つくづく思います。それが大切な人だとなおさらです。
このブログを書いている今、地震がありました。鳥肌がたってしまいました。泣けてきます。
この新書、帯やカバーの言葉は気に入らなかったけれど中身はよかったです。終わらない震災、テレビや新聞でもニュースでも繰り返されていますが、1年たって何かの区切りなることはなさそうな気がします。言葉を受け止めること。語りきれないことを語り続け、語りなおすこと。
このブログを書いている今、地震がありました。鳥肌がたってしまいました。泣けてきます。
この新書、帯やカバーの言葉は気に入らなかったけれど中身はよかったです。終わらない震災、テレビや新聞でもニュースでも繰り返されていますが、1年たって何かの区切りなることはなさそうな気がします。言葉を受け止めること。語りきれないことを語り続け、語りなおすこと。
語りきれないこと 危機と傷みの哲学 (角川oneテーマ21)
- 作者: 鷲田 清一
- 出版社/メーカー: 角川学芸出版
- 発売日: 2012/02/10
- メディア: 新書
タグ:震災
競技スキー教程 クロスカントリースキー編
クロスカントリースキー今年初めてチャレンジしました!
私は雪の上を歩くこともできるテレマークスキーをするので、必要ないと思っていたのですが、面白いからやってみなよという知人の誘いに乗ってみました。
まず、一番の驚きはなんと軽いことか!板は片手でひょいと持ち上げられますし、靴も歩きやすいです。雪の上をパタパタと歩いてるだけで楽しいです。しかし、スキーはやっぱり滑らせてなんぼ、ベテランのコーチについて基本的な技術を教わりました。
今のゲレンデスキーが「おしゃもじ」型ならば、昔のスキーは「割り箸」、さらにクロカンスキーは「つまようじ」ではないかと思うぐらい細くて、頼りなさでです。しかし、足の裏のセンサーを敏感にして、体を上手に使うことによって、雪上をスイスイと移動できるようになるのです!
風を切って雪原を登ったり下ったりするのはとても気持ちのよい体験でした。自然観察というよりは、心肺機能を使うエクソサイズです。
この本は、競技スキー協定とありますが、クロスカントリーの歴史から、その楽しみ方、滑走のためのテクニック、コース設計にいたるまで、幅広くまとめられています。日本のノルディックチーム活躍していますが、観戦の手引きにもなりそうです。
クロカンとテレマークはノルディックスキーの仲間です。北欧を発祥とし、踵が板に固定されておらず、歩くことができます。アルペンスキーは踵が板に固定されており急峻な斜面を下ることができます。
※なんかすごく高くなってしまっています・・・
私は雪の上を歩くこともできるテレマークスキーをするので、必要ないと思っていたのですが、面白いからやってみなよという知人の誘いに乗ってみました。
まず、一番の驚きはなんと軽いことか!板は片手でひょいと持ち上げられますし、靴も歩きやすいです。雪の上をパタパタと歩いてるだけで楽しいです。しかし、スキーはやっぱり滑らせてなんぼ、ベテランのコーチについて基本的な技術を教わりました。
今のゲレンデスキーが「おしゃもじ」型ならば、昔のスキーは「割り箸」、さらにクロカンスキーは「つまようじ」ではないかと思うぐらい細くて、頼りなさでです。しかし、足の裏のセンサーを敏感にして、体を上手に使うことによって、雪上をスイスイと移動できるようになるのです!
風を切って雪原を登ったり下ったりするのはとても気持ちのよい体験でした。自然観察というよりは、心肺機能を使うエクソサイズです。
この本は、競技スキー協定とありますが、クロスカントリーの歴史から、その楽しみ方、滑走のためのテクニック、コース設計にいたるまで、幅広くまとめられています。日本のノルディックチーム活躍していますが、観戦の手引きにもなりそうです。
クロカンとテレマークはノルディックスキーの仲間です。北欧を発祥とし、踵が板に固定されておらず、歩くことができます。アルペンスキーは踵が板に固定されており急峻な斜面を下ることができます。
※なんかすごく高くなってしまっています・・・
レスキュー最前線 [遭難・セルフレスキュー]
新年の挨拶もしないまま、立春が過ぎてしまいました。来訪頂きました皆様ありがとうございます。何かと心配ごとが多いですがおだやかな年であって欲しいものです。
さて、今年紹介させて頂く1冊目は、この本。山岳警備隊は、警察組織で山での遭難救助にあたります。助ける側の現場での生の言葉が胸に刻まれます。最近ではヘリコプターを使った空からの救助が多くなっていますが、救助する方も常に危険と隣り合わせです。携帯電話を使った安易な救助要請も少なくないようです。
年頭から昨年の山岳遭難事故の集計がニュースになっています。北アルプスのお膝元である、長野、岐阜、富山でも遭難件数が増加しています。圧倒的に中高年の登山者が多く、原因は転倒や滑落、持病や道迷いなどが目立ちます。登山は一歩間違えると、登山者本人ばかりでなく、仲間や家族、周りの人たちを巻き込んだ大事故につながってしまいます。
遭難事故を起こさないというよりは、笑顔で登山を楽しむために、現在山で起きている事故事例を教訓とし、未然に防ぐ心構えが大切です。
さて、今年紹介させて頂く1冊目は、この本。山岳警備隊は、警察組織で山での遭難救助にあたります。助ける側の現場での生の言葉が胸に刻まれます。最近ではヘリコプターを使った空からの救助が多くなっていますが、救助する方も常に危険と隣り合わせです。携帯電話を使った安易な救助要請も少なくないようです。
年頭から昨年の山岳遭難事故の集計がニュースになっています。北アルプスのお膝元である、長野、岐阜、富山でも遭難件数が増加しています。圧倒的に中高年の登山者が多く、原因は転倒や滑落、持病や道迷いなどが目立ちます。登山は一歩間違えると、登山者本人ばかりでなく、仲間や家族、周りの人たちを巻き込んだ大事故につながってしまいます。
遭難事故を起こさないというよりは、笑顔で登山を楽しむために、現在山で起きている事故事例を教訓とし、未然に防ぐ心構えが大切です。